経営者の生き残り戦略 ~シリコンバレーより (2002.10)

毎夏、定点観測を行う場所としてシリコンバレーを訪問しています。時の流れと共に姿を変えていく企業を定点観測していると、いろいろなものが見えてきます。

  • 有能な新CEOの元で、芸術性を捨て、実用性に注力するよう方向転換を図った「分散型エクストラネットビルダー・ソフトウェア」企業。舵取りの妙を学ぶ。
  • Exponentialな成長はパートナー企業との協業によって成ると信じ、自社は製品開発、パートナー企業は顧客への導入と、明確な切り分けによって実績を築いた会計ソフトウェアの創業CEO。一貫したポリシーの重要性を学ぶ。
  • 次世代グループウェアを目指し着実に成長を図る企業。ITバブルの時期にVCから集めた巨額の資金を有効に使い、健全な財務状況を確立。パキスタン人のCEOから「地味さ」の強さを学ぶ。
  • ERP、既存システムを繋ぐツールを提供し、それらの上位に位置付けられるアプリケーション開発を狙う企業。中心メンバーはかつてベンチャーで成功した同僚達であり、夢を追う集団は健在。 前のベンチャーで得た資金を更なる夢にかけるベンチャー精神を学ぶ。

これらのCEO達の生き残り戦略は、同様に深刻な不況にあえぐ日本でも応用できるでしょう。